環境への取り組み
私たちはこれまで多くの「土と水と緑」に関する技術を取り扱ってきました。そこから得られた知見を活用し、地域の森づくりや被災した森林の再生に努めています。当社では主に3つのフィールドで活動を行っています。
草木の森(山形県南陽市)
平成16年度に山形県林業公社と森づくりの協定を結んだことから活動が始まりました。現在も南陽市宮内にある財産区有林約75haの整備のため、地域の方々と協力しながら森づくりに取り組んでいます。南陽市に昔から伝わる草木塔にちなんで草木の森と名付けられました。
希望の森(宮城県東松島市・福島県相馬市)
東日本大震災の津波によって被災した海岸防災林の再生活動にも取り組んでいます。当社は震災直後から海岸防災林の再構築に向けた業務に関わってきました。今後も復興に携わる会社として、植栽した苗木が成林するまで長期的な保育・整備を実施していきます。
虹の松原再生保全活動(佐賀県唐津市)
佐賀県の特別名勝である虹の松原では年間約1,000tもの松葉が生産されるため、その松葉の処理が大きな問題となっています。そこで、当社では、年4回、一部の区画で松葉かきや下草の処理を行い景観を維持する活動を行っています。また、集めた松葉から当社の人工腐食化技術を利用してオリジナル製品を製造しています。