災害時の避難行動を疑似体験することで、住民目線で地域の課題や様々な気づきが得られます。
2015年1月に製品化されてから、全国の地域や学校、職場など様々な場面で活用され、学校における防災教育や地区防災計画の取組みなど、地域防災力の向上に役立てられています。
教材の特徴
1.災害時の避難行動を考える
EVAGは、災害時の避難行動を考えることに特化した教材で、「情報を受けた住民が災害時にどのような行動をとるか」を考えることができます。
2.参加型・体験型の学習ツール
様々な事情を抱えた住民の立場になるロールプレイと、災害を疑似体験するシミュレーションを組み合わせ、災害時の避難行動の難しさを実感することができます。
教材の紹介
みんなでひなんカップについてはこちらをご覧ください。
ロールプレイ
参加者は属性カードの人になりきって「この人ならその時どんな行動をとるか」を考えていきます。
シミュレーション
時間経過とともに高まる災害リスクを感じながらどのタイミング、どの避難経路で避難するかを考えましょう。
グループワーク
地域に住む多様な人々の体験を共有すると共に避難行動の課題を話し合い、解決策を考えましょう。
教材の活用例
地域で…
地域住民の防災意識向上やコミュニティの強化に役立ちます。
地域の課題抽出や対策のイメージ作りができ、地区防災計画づくりの取組みにも活用されています。
・【事例】倉敷市真備町におけるEVAGワークショップ
・【事例】兵庫県が主催するひょうご防災リーダー養成講座
※カリキュラムに取り入れられています
行政機関で…
職員の防災研修、地域防災リーダー等の人材育成に活用されています。
災害時避難行動要支援者の個別避難計画作成に向けた地域調整会議では、要支援者本人・家族や地域住民の避難のイメージづくりのために活用した例があります。
・【事例】熊本県山都町職員研修でのEVAGワークショップ
・【活用事例】個別避難計画作成に向けたEVAG(一部)活用
※委託業務として実施
学校で…
防災学習として、地域の多様性を踏まえた自助・共助の大切さを学び、生徒の視点で自分にできる行動を考える機会となります。
小学校高学年から簡易なワークショップが実施できます。
※当社からファシリテーターを派遣して実施したもの
ご購入について
・避難行動訓練EVAGリーフレット
・避難行動訓練EVAGに関するFAQ
2022年3月15日よりEVAG改訂版の販売を開始しました。
防災教育教材「避難行動訓練EVAG豪雨災害編」改訂版を販売開始しました。
2021年5月の災害対策基本法改正を機に、EVAGを体験した皆様のご要望にお応えし、改訂版としてバージョンアップしました。
主なリニューアル内容は、以下のとおりです。
①2021年5月20日付で改正された災害対策基本法の内容を反映
②親戚・知人宅を含む多様な避難先確保への対応
③避難経路上の安全を考えやすいマップへ変更
④地区防災計画づくりに役立てられる「応用編」の追加
今回の改訂版発売により、皆様の防災対策検討の一助になればと考えております。
ご購入お申込み方法はこちら
ご購入された方へ(シミュレ―ション資料一式)
シミュレーションに必要な資料を以下からダウンロードすることができます。通知されたパスワードでファイルを解凍してください。EVAGを購入した方でパスワードの通知が届いていない場合は、お手数ですが、箱の裏面の番号(Ser.No.XXXXX)と購入者のお名前を記載の上、「sinki@jce.co.jp」までお問い合わせください。
更新日: 2022年3月15日
・「シミュレーション進行ガイド資料」、「避難所情報ボード」を改訂版の内容へ変更しました。
旧版EVAGをお持ちの方へ
旧版EVAGを引き続きご活用いただくことは問題ございませんので、末永くご活用ください。
旧版EVAGをお持ちの方もシミュレーションに必要な資料を上記からダウンロードすることができます。通知されたパスワードでファイルを解凍してください。EVAGを購入した方でパスワードの通知が届いていない場合は、お手数ですが、箱の裏面の番号(Ser.No.XXXXX)と購入者のお名前を記載の上、「sinki@jce.co.jp」までお問い合わせください。
なお、改訂版は、旧版と基本的な構成は同じですが、マップやカードの内容などを見直しています。
機会がございましたら、ご活用をお願いいたします。