2022.08.29
在日ボツワナ共和国大使にご来訪いただきました。
8月16日(火)、在日ボツワナ共和国大使館のモラケ大使にご来訪いただきました。
アフリカ大陸に位置するボツワナ共和国では、食料の70%を輸入しており、自国での食料自給が最重要課題となっています。そのため、同国政府は昨年10月から農民支援を含め自給自足の国を目指すため、一部の野菜の輸入禁止措置を行いました。この施策により、徐々に輸入禁止対象作物の国内生産量は増加してきているものの、これまでの輸入量と比較すると供給量は減少し、価格が高騰しています。加えて、同国では、水資源の確保も重要課題となっています。
そんな折、モラケ大使がJICA筑波を訪問した際、当社のフジミンおよびパラグアイにおけるJICA事業の成果をお知りになり、今回当社に足を運んでくださいました。
来訪時には、相川代表取締役社長と挨拶した後に、フジミンの開発を手掛ける田中事業本部長らと約1時間に及ぶ会談を行いました。会談ではフジミンの詳細な説明と世界各国での成果を報告いたしました。それに対しモラケ大使は、フジミンによる収穫量増加と化学肥料の使用量減少への期待を示されたため、当社から50Lのフジミンを提供し、同国において輸入禁止対象作物の試験栽培を行うこととなりました。
今後は試験結果について共有いただくと共に、両者の連携を深めていくことを確認しました。
相川代表取締役社長とモラケ大使 ボツワナ大使館の皆さまと田中事業本部長他